★「こども食堂」という活動が一般的になってきたときに、
山梨県北杜市(ほくとし)という私たちの暮らす地域ではどのようにできるか?考えました。
人口5万人いない。面積は東京都23区とほぼ同じ広さ。
東京23区の人口の200分の1 東京都同じことはできません。
子供が一人で移動すらできない、交通がないこの地では、販売するほうが動いていく、または配送する。一か所に居る、店を構えても皆さんに提供できない。。。。
配食。お弁当を作って配る。こういったやり方もありますね。
しかし、夏場など気温が上がってくると 衛生管理が気になります。
そこで、ちょうど北杜市内に長年レトルト加工で食品販売をしている業者がありまして、レトルト加工を依頼することになりました。
★そもそも、子ども食堂、地域食堂の発想はどこから来たのか?
理事の二人は、親としての子育て経験があり、「子どもの貧困」「フードバンク」など社会問題が気になっていました。
フードバンクは、システムの都合から保管期間の長いものが基本的な食品です。しかし子供は、そういったものだけでは育たない。となにかできないか長年考えながら、フードバンク事業を応援してきました。
現在、レトルト食品加工して販売できるようになってみると、子供たちだけでなく、高齢者にも喜んできただき、普通に忙しく働く人たち、外食やお弁当を買う人にも喜ばれています。
なにより実際販売する私が食べています。(味見など経過実験も兼ねて(笑))
そのように、販売者が安心して自信をもって食べる食品です。
年齢を重ねると、本人の意思とは別に身体能力に変化が起きてきて、調理が困難、買い物が困難、洗い物が困難。というような問題が起きてきます。そんなときのお手伝いになっていることがうれしいです。
また、日頃頑張ってお食事の支度をするけれど、時々さぼりたいときに、罪悪感なく使える常備食として、「今日はあれ食べよう!」と思えるお手伝いにもなっています。
食べ飽きない、おいしい、家庭料理。をコンセプトに
メニュー展開しています。
今のところ、ごはんを炊いていただくか、おかゆにするころで、
おかずを選んでいただくと、食卓が整う品ぞろえになってきました。ごはんも開発中です。
手づくりのお食事の一品として加えていただき、品ぞろえのお手伝いにもあります。
低栄養により、不要な病を取り込んでもたのしくありませんので、栄養ある食卓の一助になることを願っています。
健康年齢を長く、健やかで楽しい日々を、子供たちの成長、食事の経験を豊かに、働き盛りの人もより健やかに、そのような永井を込めて製造しております。
少人数ではじめていますが、今後事業団として多くの人と関わり、豊かなコミュニティ居場所を作っていきたいです。